地面出し競争World Cup in HIZIORI 四年目の参戦で世界四位獲得しました。



毎冬山形県の肘折温泉で開かれるこの「地面出し競争World Cup in HIZIORI」
世界有数の豪雪地域であるこの肘折地区。多い年は4メートルを超える積雪深となる雪を掘って、地面を出す。という競技です。
単純な競技ですが、それだけに真剣に上位に食い込もうとすればとてつもなく奥が深い競技です。
直前まで積雪深と雪質を睨み、ギリギリの戦略を立て戦術を組み立て、チーム内での役割とその仕事を極限まで無駄なく正確に実行する。
一つでも読みを外すと大きく順位を落としますがマージンを限界まで削ったギリギリの戦略と戦術を持って挑まないと上位には食い込めない。
我々「チームスタフク」は毎年真剣に優勝を狙い毎年チャンレンジを重ねてきました。優勝すれば世界一の称号を手に入れる事となります。
リザルトは・・・
一年目世界九位
二年目世界九位
三年目世界八位

四年目の今年は

世界四位。

本当にあとわずかで目の前まで世界一が近づいていました。
2つの反省点がありますがそれが無ければ、いや反省点がどちらか1つだったら世界一を掴めたかもしれない。
そんな今年の「地面出し」でした。

だから・・・・この世界四位は非常に悔しい!

九位や八位よりも遥かに悔しい。

しかしながら確実に世界一がリーチの中に入ってきました。
強豪として立ちはだかり続けた地元肘折の青年団や匠の職人チームにも今年は勝てました。
確実に強豪地元勢の一角を切り崩しました。

来年こそは・・・・・世界一の称号を。世界制覇を。
拳を握りしめる我々チームスタフクです。

関係者のみなさん、肘折のみんな。大蔵村のみなさん、出場チームのみなさん、地面出しに関わる全てのみなさん、応援してくれたみなさん。
本当にありがとうございました。
悔しいから来年もよろしくお願いします。
そしてチームスタフクの歴代の選手達、トミー、クニ、カマちゃん、カズ、コンちゃん、アベ君、ヌマノ、ヤグチユーター。応援団、そして家族。本当にありがとう。毎日雪かきしてるのに休みの日にわざわざ肘折で雪を掘ろうという僕の呼びかけに応じてくれた仲間たちに最大限の感謝を捧げます。


さて、今日は長くなります。これからはなぜ、僕らがこの競技にこんなに熱くなるのか、真剣なのかを少しお話したいと思います。最後までお付き合いください。
 

ここ山形県新庄市は雪国です。
今年の冬は雪が少なくて助かってますが積雪ただいま約90センチ。
去年は150センチくらいありました。
豪雪地帯です。
地面出しが開催される肘折温泉地区はさらにさらに雪深く多い時は積雪4メートルを超えます。人が住む地域では世界でも積雪の多さで上位を争う地域です。
そこまでではなくてもここ新庄も立派な豪雪地帯です。
冬は否応なく雪と闘い、雪と共存することを強いられる土地です。
遠く昔の先人たちから今の時代まで変わらない冬の生活を繰り返しています。
ここでは雪は白くロマンチックなものではなく厄介者です。
そうなんですが単なる厄介者で終わらせたくないという想いが僕の中にはあります。

雪を無理にポジティブに扱うのは好きじゃありません。

確実に苦しんでいる人たちもいる厄介者であることも事実です。
だからこそそれに意味を見出して表現したいと思うようになったのです。

連綿と先人たちから続く雪国での暮らし。その中にはきっと雪国ならではの、いや雪国でしか出来なかったものや雪国でしか出来なかった人々の絆とかコミュニティのありかたや、雪国に住まう人々の精神性があるはずだと思っていてそれを表現したいと思っています。

それがこの地に住まう意味のひとつでもあると思うし、この地で商売をして生きていく僕の役目のひとつでもあるように数年前から考えているからでもあります。
きっとここに住まう人たちの胸の中にもある想い。
誇りのような、そういうとちょっと軽いかもしれないけどそんな想いのようなもの。
それを表現していくことがここで生きてここで商売させていただいている僕の役目のひとつかなと思うようになっています。
そしてその為のひとつとして参加しているのがこの「地面出し」なんですね。

毎日雪かきしているのに(今年はそうでもないですけど)さらに休みの日にただただ何メートルもの雪を掘るというこの競技に出ようという僕の誘いに賛同してくれた仲間が述べ8人もいました。
応援してくれる家族と仲間もいます。

子供達にもこの地の暮らしの大変さ良さ素晴らしさを見せたい。

仲間とこの雪国に住まう意味を表現したい。
この地で生きてなりわいを営み、暮らしていくことの意味を発信したい。
だから地面出しに参戦します。

仕事をほっぽってまでやる事に葛藤もありましたが、そんな自分の中での意味があってのことなのでした。

肘折の地で雪を掘って地面を出し、競います。

それがこの地で生きてなりわいを営む僕の大事な事のひとつなのです。
 

 

 
 

四位だったけは~~~の顔↓↓

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↓↓闘い終わり五位に沈んだ宿敵肘折青年団と談笑(けなし合いwww)

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雪国で暮らすのは大変そうだけど、何か楽しそうだなとか。

雪国で暮らすのは大変そうだけど、何かちょっとカッコいいんじゃないか?とか。

何かちょっと素敵な事もあるんじゃない?とか、何か退屈しなくて面白いんじゃない?


そんな事感じてくれる人が少しでも増えて欲しいなと思います。

 

これからも雪国の街の景色、雪かきの悲喜こもごも、雪下ろし、そして地面出し。
雪国の暮らしを発信していきます。

 

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