「くらしごと」は山形県北部最上地域(新庄,金山,真室川,最上,舟形,鮭川,戸沢,大蔵)にある企業・仕事の情報や、子育て,就職,就業,転職,Uターン,移住など暮らしの情報サイトです。

 

事 業:食品加工製造
資本金:1000万円
従業員:男性35名・女性129名
住 所:〒999-6105 山形県最上郡最上町大字富澤1330-4
電 話:0233-45-2136
ウェブ:www.sanwa-food.com


最上の潜在力をもっと活かしたい
~食品加工で地元農産品に付加価値を高める~


代表取締役 奥山茂智さん

 

◆どのようなものを作っていますか

 当社は、山菜などの地元農産品も使って総菜を作っている、食品加工会社です。
最上町の本社工場では、調理加熱惣菜を中心に全国へ出荷しております。
 仙台にも工場を2カ所に持っておりまして、そちらでは惣菜の他にカット野菜キッド惣菜を中心に事業運営を行っております。
野菜中心の工場ですので消費期限が短いことから東北地方を中心に納品しております。
 また、年間休むことなく工場を稼働することから、全国の生産者の方々から広く野菜を仕入れさせていただいております。

◆起業した経緯を教えてください

 当社は私の父が創業しました。
父は農家の出身で、野菜を作るだけではなく、加工し販売しようと仕事を始めたのがこの会社の原点です。
今で言う6次産業化の走りですね。
 私は父より会社を受け継いでから25年になりますが、従業員やお客様、地域の方々に助けられなんとかやってこられました。

◆特に重要視されている点は

 会社の中には、特に重要視している「衛生管理」と「開発」の2つの部署を設けています。
人の口に入る食品を扱う仕事ですので、何よりも衛生管理が大切です。
本社に3名、仙台に2名の品質管理グループを置き、出荷するすべての製品に対して目を光らせています。

 また、当社はISO22000を取得しています。
これは、厳格な食品品質管理を証明する国際規格で、取得しているところは、県内で数社、最上郡内でほとんど無いと聞いています。
一概にお惣菜と言っても春夏秋冬の季節に合った商品を提案するという姿勢ですので、開発部門では、本社と仙台工場のそれぞれ3名の女性開発スタッフに様々な加工食を絶えず開発してもらいながら、新しい商品をお客様のもとにお届けするという体制にしています。

◆女性が多い職場と伺いました

 はい。社員の約8割が女性です。
日々の生活で食品を購入する機会が多いのはやはり女性ですから、食品製造や新商品開発でも、どのようなものがお客様に喜ばれるのか、女性の視点というのはとても大切だと思っています。

◆最上地域の感想は

 もったいないなという感想です。
本来であれば最上地域が生産する素晴らしい農産物をもっと活用できるはずですが、なかなか活用しきれていません。
これは直接食べる消費者ということだけではなく、私たちのような食品加工メーカーの努力もまだ足りないのではないかと反省するところですね。
例えばアスパラガスや里芋といった知名度の高い農産品は、旬の時期に高品質の青果として出荷していますが、規格外品の多角的な利用については、まだまだこれからと思っています。

◆今後の見通しを教えてください

 全国の産地を訪れているのですが、どこでも後継者問題に悩んでいると実感します。
農業がもっと魅力のある産業にならない限り、若い方がこの職業を選ぶという事は難しいでしょうし、もし農業が衰退したりすれば、それは我々食品加工業にとっても大変に困ることですので、今後の先行きを心配しています。

◆農業を巡る環境は激変しています

 はい。貿易環境の国際的な変化で今後稲作が占める割合が変わってくるのは避けられがません。
さらに農業に携わっている方の高齢化も年々進んでいますから、これから最上地域がどれだけの農産物を作り出していけるのか不安な面もあることは確かにあると思います。
 ただ、農業の担い手のなかには、運営する組織のあり方や、耕地面積について、これまでにない新しい考え方を持つ人も出てきています。
そういった新しい力が、各地に広がる休耕田や耕作放棄地を有効に利用すれば、最上地域の高品質な野菜をもっともっと作っていけるはずですし、そのキャパシティーはかなり大きいと思っております。
 今後の農業や食品生産は、決して楽観できない状況がある一方で、大きな可能性も秘めている、チャレンジングな分野だと考えています。

 


 

 

リンク

山形県就職情報サイト

ものづくりヤマガタ情報サイト

山形県移住交流ポータルサイト

やまがた21 人財バンク


ダウンロード

もがみに帰るヒント集
「もがみに帰るヒント集」
(PDF 4p:13.2MB)