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事 業:射出成形、板金、プレス、印刷
資本金:1833万円
従業員:男性17名・女性9名
住 所:〒996-0053 山形県新庄市大字福田字福田山711-54
電 話:0233-22-6557
ウェブ:www.sintoh.co.jp


地域企業のネットワーク化を
~最上人に魅力を感じ新庄を生産基地に~


代表取締役 横瀧 勉さん

 

◆どんなものを作っていますか

 主に、樹脂成形によって事務機器や複写機の部品や自動車部品を製造しています。
さらに成形だけではなく、表面に印刷加工を施したり、部品の組み立て加工も行っています。
 当社は本社が東京にありまして、新庄に工場を設立してから25年になります。

◆設立の経緯を教えてください

 当社は、新庄に工場を設ける前は東京にのみ事業所があったのですが、バブル景気の頃に仕事が急拡大しても、若い方がなかなか集まらなくなりました。
またその当時、最上地域から幾人か従業員が勤めてくれていまして、その方たちがとても良く働いてくれていたんですね。
そういった背景があり、生産工場を地方に作るのであれば最上地域が良いのではないかと当時の社長が決断したのが、こちらに来た経緯です。

 私はこの会社の創業者の孫にあたりますが、初めは別会社でIT関係の仕事をしておりました。
その後、会社を引き継ぐことになってから、すぐに新庄に来ました。

◆最上地域で仕事されてご感想は

 東北の方には、単純作業も黙々とこなすという我慢強い気質がありますし、社員のみんなは明るく仕事に頑張ってくれていますね。
もう8年ほど、山形県出身者以外は採用していないですよ。

 ただ、工業団地に対しては少し注文をつけたいことがあります。
現在は、どの業種も昔に比べて1ロットごとの注文量が少なくなっていますので、一括して運ぶのが難しい上に、この地は冬は雪に閉ざされますから、輸送の面でかなり不利なんです。
 そこで、工業団地全体をまとめて同じ目的地に持っていくような「工業団地便」が出来ないかと行政に提案しているんです。

 行政には、企業誘致に頑張っていただくのはとても大事なことですし、これからも続けていって欲しいと思います。
しかし、誘致に応じて工場を構えた企業にも配慮していただき、団地の改善案を一緒に考えていける場を作ってもらえたら嬉しいですね。
 そういったことで、他の工業団地に先駆ける取り組みが産まれたら、最上地域を誇れることにもなるでしょうから、ぜひとも積極的に考えて欲しいと思います。

◆今後の目標は何でしょう

 これから、東京には本社機能だけを残し、徐々に生産を新庄工場に集約しようと考えています。
 また、工業団地も、他社と協調し多様な注文に応じていける地元のネットワークという形にならないと、これからは厳しいだろうと思っています。
 まずこの団地内から、さらにはもっと広域にいろいろな業種のメーカーでネットワークを作り、他所で得た仕事を地元で受ける。
それを地元で雇用された若い人が作っていく。そのために自治体には人材や経営者同士の交流の機会を企画していただけたら嬉しいですね。

◆現代の若者に感じることは

 地域への帰属意識やアイデンティティーを感じますね。
地元の人間だけでうまくやっていこうという意識は、やれるという自信の表れなのかもしれません。
 こういう気質は、当社の目標である生産基盤をすべて新庄に移す時に、あるいは、企業間のコミュニティを作って、そこで大きな注文を受けていこうという時にも、プラスに働くような気がします。

◆貴社を目指す方に何を求めますか

 特定のスキルや資格を持った方もありがたいのですが、そういった能力の高い方は、時に自分の得意分野に固執してしまいがちです。
 当社としては、どんな分野の仕事でも、それなりにこなせる多彩さを持った方、マルチプレーヤーの人材が欲しいですね。多分、そういった能力の根源は、自分から挑んでいく主体性だと思いますね。

 私は、次の社長職は社員の中から就いて欲しいと考えていますが、社長というのは、どんな仕事もある程度こなしながらも、ひとつにとらわれない気質でないと、なかなか務りません。
私は冗談めかして「社長は、バカじゃ出来ないし、利口でも出来ないよ。」と社員にいつも言っているんです (笑)。 

 


 

 

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