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事 業:婦人服こども服製造
資本金:3000万円
従業員:男性13名・女性115名
住 所:〒996-0054 山形県新庄市大字仁間21
電 話:0233-23-4333
ウェブ:anthemion.jp


地域の若者が挑戦できる体制を
~服飾分野で独自のブランドを育てる~


代表取締役社長 監物雄一郎さん

 

◆どのような会社でしょうか

 当社は、婦人服を主に一部ベビー服の製造を行っております。
主力の婦人服では、シャツ・ブラウス・スカート・ワンピースなどの中軽衣料を得意としています。
 受注後、生地を型に沿って裁断し、それを縫い合わせて製品に仕上げ出荷するという仕事です。
工程によっては自動化もされておりますが、人の手による繊細な技術力の維持をモットーとしている会社です。

◆会社設立の経緯を教えてください

 私の父が当社の創業者です。
 父は以前、縫製業に勤めておりまして、その後独立し当社を設立いたしました。創業して29年目になります。
父からは、「創業時はバブル期で、「衣・食・住・遊」の時代。人間は裸では生活はできないと言う理念から「衣」の会社を立ち上げたんだ」と聞いています。
 私は、地元の高校から東京の大学に進み卒業した後、大手商社の系列会社に就職しました。そこで、アパレル関係の生産管理を担当しておりました。

◆縫製業は女性が多い職場ですね

 縫製業は縫うことに関しては作業が複雑で機械化が難しい仕事です。人手に頼る部分が大きく、その為器用な手先仕事が重要なことから女性が占める割合が多い産業です。
当社では、高卒者の新規採用はもちろん、10代から40代まで幅広い年齢層で採用しています。

 縫製は、手先を使う仕事ですので、来ていただくのは、器用な方が理想ですが、まずは素直で真面目な性格が一番大切と思っています。
 当社としては、まず入社していただき、性格を見極めながら適材適所に配属していくという方法をとっております。
でも、続かない方は何をやっても続きませんし、会社として出来る事も限度がありますので、根気ある方をいかに育て、会社にとって必要な人材になっていただくか、その工夫や努力が、ひいては会社自身の成長につながると思っています。

◆最上地域の印象をお聞かせ下さい

 私が東京から戻ってから12年が経ちますが、年々人口の流出や地域離れ、地元への関心の薄さを感じます。
東京にはオリンピック景気があると思いますが、その影響が地方に及ぶことはあまり期待できないと思っております。
 日本全体の人口が減少している中で、最上地域も加速度的に減ってきていますから、これをカバーすることは難しい事かもしれません。
私自身、団体活動で地域の活性をはかる運動をしていますが、現状厳しい状況にあると感じています。
 しかし、この地に生まれ育ったものとして、そして企業人としてこの地域を盛り上げていくための役割はあると思っております。
 そのために、平成27年から当社のファクトリーブランドである「Anthemion(アンテミオン)」を立ち上げ、最上から全国や世界に向けて発信しようとしておりますし、東京に系列会社として「ボンドインターナショナル」を設立し、自社製品の販売を促進させております。
 同様の挑戦を、我々業界に限らず他の企業も行って、各々の成功につなげる事が、この地域の再生になるのだと思っています。幸い当社は縫製業という、生地から最終製品まで自社で作ることが出来る業種ですので、ファクトリーブランドに向いていたのだと思います。

◆独自ブランドの立ち上げに大事なことは何でしょう

 何より、資本力と発信力です。
最上地域の人は地道で真面目ですからmade in Japanを謳う事ができる高品質なものをつくることができるんです。
その人的資源としての資本と、独自ブランド品を在庫できるだけの物的、資本力が必要ですし、商品の良さをアピールし説明する力、交渉力、エンドユーザーに向けての発信力も大切だと思います。
 若い人たちがこの地に定着するには、若者たちで作ったモノを、大消費地の都心部で売ると言う体制に挑戦していくしかありません。

 


 

 

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