動脈硬化度を二つの方法で測定します!
当院では1)脈波測定検査、2)頸動脈エコー検査 という2つの方法で、外からはわからない血管の硬さ=動脈硬化を簡単に測定する事ができます。
高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙者の患者さんは動脈硬化のリスクが高くなります。
治療せず放置しておくと、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの病気にかかる危険が高まります。
1)脈波測定検査
服を着たまま4分ほど横になっているだけで、動脈硬化の程度と、下肢の動脈のつまり具合が簡単に計測できます。
この機械は心臓から送り出され、血管の中を伝わっていく血液の拍動(脈波)のスピードを計測することにより、血管の硬さを判定します。「血管年齢」というわかりやすい指標も表示されるので、一般の方にもよくわかると好評です。
2)頸動脈エコー検査
首の所にある頸動脈は皮膚の表面に近いため、ここにエコーの機械を当てることによって、動脈の硬さや狭窄、またプラークという「かたまり」の有無がわかります。このプラークの一部が血栓となり、血流に乗って脳内に飛ぶと脳梗塞を引き起こす危険があるのです。早めの検査で、恐ろしい脳梗塞の予兆を知ることができるのです。